我孫子市政を考える市民のつどい(9/23)

9月23日(土)、あびこ市民プラザで「我孫子市政を考える市民のつどい」が開かれ94名が集まりました。
まず日本共産党東葛地区委員会副委員長から我孫子市議選の情勢報告がありました。くらしのアンケート結果、3月議会で国保税が14対8で値上げされたこと。8年前の公約だった我孫子駅の構内エレベーターを今年4月に設置が完了したことや、様々な地域要求を実現してきたことを話しました。財源は財政調整基金(積立金)が約42億円あり、不用額という使い残しが約20億円あること等を話しました。

次に元衆議院議員のさいとう和子さんが、解散総選挙がらみの情勢の中、国政の問題を話しました。マイナカード、汚染処理水、物価高騰等の話をしました。来年度の防衛費が7.7兆円と1年で1兆円増えているが、実はそれとは別に7.8兆円のローンで兵器を買うことになっているので約100兆円の予算の中で防衛費が15%も占めているという話がありました。小中学校の給食費の無償化も4600億円で出来ること、防衛費ではなく生活防衛に税金を使えと訴えました。自校方式で誇るべき我孫子の給食のことと、いすみ市の有機米給食は600万円の補助で出来たと話しました。私達には一票という力がある、その一票で政治を変えようと訴えました。

9月議会で事実上勇退する野村貞夫市議から「皆さんの力添えで楽しく活動が出来ました。今は体力も気力も絶好調です。船橋まさるさんに引き継ぐことが、私の最後の仕事です。」と述べ、大きな拍手がありました。しらかば後援会長から花束贈呈がありました。

野村市議からバトンを引き継ぐ、船橋まさるさんは長崎出身で平和問題に携わって来たこと。土建我孫子支部の元委員長としてアスベスト問題に取り組んできたこと。日本共産党に入ったのは平和を守る党だからだと述べました。毎朝子ども達の見守り活動をしていること。8月6日と9日の原爆投下の日にはお知らせくらいしたらどうかと話し、2議席を確保したいと決意表明をしました。司会の方から船橋さんは毎年行なわれている原水爆禁止国民平和大行進我孫子コースの実行委員長だという紹介もありました。

5期目を目指す岩井こう市議は国政問題を話した後、新型コロナ問題で市の態度が「県が発表しないから分からない」という無責任な態度を批判しました。くらしのアンケート結果に出ている様に、生活相談の数がかつてない程増えていること。千葉県54市町村の中で我孫子市だけが生活保護の申請書を市民の見える所に置いてあるのは、自分が繰り返し議会で取り上げたからだと話しました。最後に我孫子市に住み続けようという街にしていこうと訴えました。

その後、各選対と後援会からの決意表明がありました。

市委員長から当面の活動の訴えがあり、カンパの訴えと団結頑張ろうで終会となりました。