6月議会報告

くらしのアンケートに850もの回答が寄せられました。ありがとうございます。新型コロナの流行もおさまってきていますが、まだ終息とはいえない状況です。市民の生活状況を質問した項目では、苦しくなったとの回答が70%以上あり、新型コロナや物価高での生活環境の厳しさが反映されています。
 その他にもたくさんの要望が寄せられました。寄せられた要望をもとに質問を行いました。 
県や関係機関に要望し待っているだけでは、市民に寄り添っているとは言えません。市の改善方法も示してほしいものです。

岩井康議員質問事項

 様々な意見が寄せられており関心の高さがうかがわれている。それらの中の3点について質問を行いました。

生活のへ対応

防災対策

あびバス路線拡張

市の回答

生活への対応
給付金の支給
①住民税非課税世帯3万 円
②均等課税世帯3万円
 ※今後支援枠拡大
③児童手当受給者へ子育て支援金給付5万円
 ※家計が急変した保護者と令和5年市民税非 課税世帯は臨時申請の 受付開始
④一人親への支援
 ◇幼稚園保育園の一時預かりや家事支援
 ◇病児医療費を半額補助
◇高校生医療費助成の所得制限を撤廃
防災対策
6月の台風2号時に防災無線が全く聞こえなかったという声が多く寄せられました。
 市民アンケートでも、防災ラジオの配布が必要だと答えている人が10%に上っており、導入について市の考えを質問した。 しかし、前回の回答を繰り返すだけに終始しました。市の回答では、台風2号時の一斉配信で避難情報が市民に伝わったいうが、多くの市民に伝わったとは思えません。
市の回答
①聞こえずらいことは認 識している。
②防災ラジオは高額の費用が掛かるため導入は 難しい。
③防災無線、メール発信、ホームページ、ツイッター、フェイスブック、ライン等への一斉配信 を行う。今回もこのシ ステムで防災対策で、 情報が迅速に伝わった と考えている
あびバス路線 拡張
東部地域の路線バスは、本数が少なく、終わりの時刻も早い。外出もままならないとの声があります。また、全市的に、あびバスの増便や運行地域の拡充、遅い時間までの運行を求める声が多数寄せられています。市民の声に具体的な対応になっていないのが現状です。市民の要望を再検討するように要望しました。
市の回答
①事業者は、布佐地区と新木地区のバス利用者 数の減少が続いているため、今後運行維持が 困難になると考えてい る。
②東部地域の活性化のため、シャトルバスの運行実験を進めている。 ルート編成は、地域の要望を考慮していきたい。
③成田線終電後の深夜便を検討していたが、新型コロナの影響のため中止した。

                                                                                            

野村貞雄議員質問事項

 市民アンケートに寄せられた要望の安心安全に関する2点について質問しました。

 バリアフリー化により安全安心な東我孫子駅へ

 356号線のバリアフリーについ

  

市の 回 答

 2006年から利用しやすい駅にしてほしいという声があり、2023年のくらしのアンケートでも同じ要望が寄せられています。住民からも要望書が提出されましたが、具体的な改善策が示されていません。
 高齢者や身体障碍者、車いす利用者も利用しやすい駅にしてほしいという要求内容の提案を行いました。
 しかし、駅構内は、JRの管轄であり実現は難しいとの回答でした。

東我孫子駅の改修を

市の回答
①JRの特定交通事業計 画に位置づけられてい ないため、整備計画は ない。
②交通バリアフリー法の 駅の基準に当てはまら ない。周辺の道路の整 備、駅前広場などの改 修の予定はない。
③車いす利用者には、バ リアフリーがされてい る天王台駅利用を案内 している。
④構内に遮断機が設置さ れ通り抜けの心配はな くなった。しかし、小 学生がまきこまれた事 故の際に設置された北 側アーチ状の柵をとる わけにはいかない。

安心な歩道を

2023年くらしのアンケートには、整備状況が悪い、歩道が狭い、自転車の通行に危険など25%が道路に関して不安に思う事が書かれていました。「安心して通行できるように」という市民の要望について市の対応策を質問しました。

市の回答
①現状は把握している。 千葉県土木事務所に早 期に安全対策の実施を 要望している。
②自転車専用道路の計画 はない。

※メールやラインに登録しなければ、情報を受け取ることが出来ない。市民に迅速に情報が伝えられたの  だろうか。市民の命を守るたの確実な方法を考える必要がある。
※市の管轄では無いため改修は難しいというが、市としての改善方法も考える必要がある。